2024年4月中旬ごろから急激に増えている+29〜から始まる電話番号からの着信、とっても不審ですよね。
結論からお伝えすると詐欺の可能性が高いため、無視するのが一番です。
また、+29からはじまる国際電話が、一体どこの国からだったのか調べてみました。
詳しくみていきましょう!
【国際電話】+29から始まる電話番号からの着信は詐欺!
冒頭でもお伝えしたように、+29から始まる電話番号からの着信は詐欺です。かかってきた場合は出なくてもよく、折り返しもしなくて大丈夫です。
直近では+28や+800など、不信な国際電話が相次いでおり、Yahoo!JAPANでもピックアップされていた「愛知のニュース」では「+」マーク付きの電話番号には要注意とアナウンスされています。
尾崎昭裕警部:
引用:愛知のニュースより
「架空料金請求詐欺の典型的なパターンだと思います。犯人は足がつかないようにするために、国際電話を使ってかけてくる事が非常に多いです」
※「崎」のつくりは「立」に「可」
また当記事の筆者も過去の前例で、+2、+28、+286、+800、+377などから始まる電話番号の詐欺電話が多くかかってきていることから注意喚起を促しています。
2024年4月18日〜のXでの投稿をピックアップしてみると・・・
+29で始まる番号から着信あった
+ 29 始まりの不審着信が 連続 異番号で。
+29からの奇怪な番号から着信。
なんか仕事中に不在着信あったんだけど、+29? +293? +295? どこやこれ
と、複数投稿があり不審な電話なので出なかった、や、どこから?という声が多く上がっていました。
では、+29から始まる国際電話の番号はどこの国からなのでしょうか。
+29から始まる電話番号はどこの国際番号?
結論からお伝えすると、「+29」から始まる電話番号はなく、「+29◯」と3桁でどこの国番号かがわかります。
docomoの国際電話掲載ページと、auの国際電話掲載ページの国番号をそれぞれ検索してみると+29から始まる国番号の割当が判明しました。
3桁目の番号で、どこからかかってきたのかが判明します。
国番号 | 国・地域 | ゾーン |
---|---|---|
+290 | セントヘレナ島 | アフリカ |
+291 | エリトリア | アフリカ |
+292 | 未割り当て | |
+293 | 未割り当て | |
+294 | 未割り当て | |
+295 | 未割り当て | |
+296 | 未割り当て | |
+297 | アルバ | アメリカ |
+298 | フェロー諸島 | ヨーロッパ |
+299 | グリーンランド | ヨーロッパ |
この中で、+292〜+296は未割り当てとなっているため、該当の番号が当てはまる場合はどこからかかってきたのかは不明となります。
少し前になりますが、2023年10月の読売新聞オンラインではアプリを使えばどこからでも掛けることができる、と注意喚起を促しています。
県警生活安全企画課によると、アプリを使えば、どこからでも国際電話番号を取得し、電話をすることができる。
引用:読売新聞オンラインより
このことからも、詐欺グループがどこからか番号を入手、もしくは、ランダムで手当たり次第電話をかけている可能性がありそうです。
+29から始まる電話番号に出るとどうなる?
+29から始まる電話番号に出た方のXの投稿を見てみると中国語のアナウンスが流れてきたとあります。
国際電話の詐欺なのか出てみたら中国語の自動音声が流れた
最近+29ではじまる国際電話らしき着信があった。今日たまたま触ってしまって電話にでてしまったら「入国管理局です」のあと、中国語らしきアナウンスが流れた
明確な情報な無いものの、+800からの着信も同様に中国語でアナウンスがあったとされています。
↓詳細はこちらの記事で↓
架空請求に加え、詐欺に巻き込まれる可能性もゼロではないため、見知らぬ「+」で始まる電話番号からの着信は出ないようにするのが一番といえます。
+29からの着信、今後も気をつけましょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!まとめです!
まとめ
・+29から始まる電話番号は詐欺の電話の可能性が高い。
・+292〜+296は国番号が未割り当てのためどこの国からかかってきたのかは特定できない。
・+29からの電話に出ると中国語のアナウンスが流れる可能性がある。
これからも+29からの着信には注意しましょう。
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