『ペンディングトレイン』が放送前にも関わらずパクリ?と一部で話題になっています。
過去作「ドラゴンヘッド」や「漂流教室」などとストーリーが似ているとのこと。
「異世界へのタイムスリップ」や「限界状態の世界」と言う点では似ていますが、あらすじを比較してみると「パクリ」ではありませんでした。
詳しくみていきましょう!
ペンディングトレインはドラゴンヘッドのパクリ?

4月21日放送のTBS系ドラマ「ペンディングトレイン」は「ドラゴンヘッド」のパクリだと話題になっていますが、結論から申し上げますがパクリではありません。
なぜならストーリーがまったく違うからです。
まずは『ペンディングトレイン』のあらすじを見てみましょう。
2023年、春のある朝。
高校の体育教師・畑野紗枝(上白石萌歌)は、通勤途中の駅ホームにいた。視線の先には、密かに思いを寄せる消防士・白浜優斗(赤楚衛二)の姿が。優斗もまた、ある複雑な思いを抱えながら電車を待っていた。そんな中、一瞬走るかすかな閃光をきっかけに、突如加速しトンネルへと吸い込まれていく電車、激しい衝撃音とともに揺さぶられる乗客たち!気づいた直哉たちの前には、想像を絶する光景が広がっていて……。
時刻は8時23分、秋葉原行きの電車。たまたま居合わせてしまった乗客乗員68名の、“ペンディング”された数奇な運命が幕を開ける――!
引用:TBSペンディングトレイン公式サイトより
次に『ドラゴンヘッド』のあらすじはこちらです。
ある日、東京へ向かう新幹線が、静岡のトンネル内で原因不明の事故を起こした。
引用:映画『ドラゴンヘッド』all cinemaより
車両は大破し、乗客は即死。だが、この惨事の中で、修学旅行帰りの高校生、青木テルと、同級生の瀬戸アコ、高橋ノブオの3人だけが奇跡的に生き残り、彼らは救助を待つことに。
しかし、誰も彼らを助けに現われず、トンネル内はますます闇に覆われていき、ノブオは恐怖のため次第に精神に異常を来たしていく。
そんな混乱の中、テルとアコは暗闇の恐怖を逃れるため地上に脱出するが、なんと2人の眼前に映ったのは白い灰が降る荒廃した大地だった…。
「ペンディングトレイン」と「ドラゴンヘッド」のキーワードを見てみると
・電車
・生存者
・想像を絶する世界≠荒廃した大地
どちらも「電車や生存者」は共通ですが、「ペンディングトレイン」は生存者も多い上に異世界へ行き、ドラゴンヘッドは生存者が3名で同一の時間軸でトンネル外で異変が起きたことがわかります。
あらすじを良く読むと全く違った物語だということが判明しました。
ペンディングトレインは漂流教室のパクリ?
Yahoo!知恵袋を見てみると、ドラマ「漂流教室」のパクリでは?という声も上がっていますが、「ペンディングトレイン」と「漂流教室」は全く別のストーリーと言えます。




それでは、漫画版の『漂流教室』のあらすじをご紹介いたします。
高松翔は、大和小学校の6年生。
引用:まんが『漂流教室』ウィキペディアより
ある日、翔は母親とケンカをしたまま学校に行き、授業中に激しい地震に襲われる。揺れはすぐに収まったが、学校の外は岩と砂漠だけの荒れ果てた大地に変貌していた。
突然の出来事に皆パニックに陥り、教師たちは全員亡くなってしまう。やがて荒廃した世界の正体が、文明の崩壊によって滅んだ未来の世界だと知った子供達は互いに協力し、大和小学校を拠点とした「国」を築くことを決意する。
漫画版の『漂流教室』は、楳図かずおさんの作品で『週刊少年サンデー』にて1972年から1974年にかけて連載されました。また、2002年には常盤貴子さんと窪塚洋介さんがW主演でドラマ化もされています。
ドラマでは「ロング・ラブレター漂流教室」のタイトルで放送されていました。
三崎結花(常盤貴子)と浅海暁生(窪塚洋介)の間を大きく引き裂いた地割れ。背後からは容赦なく滅亡した人類の遺産・化学兵器と思われる毒雲が迫り来る。毒雲から逃れるには地割れを飛び越えなければならない。
大友唯(山下智久)や高松翔(山田孝之)ら、無事に渡り終えた生徒を笑顔で迎える結花だが、暁生は結花の異変に気づき心配でならない。ひとり跳ぶごとに崩れていく壁面。暁生は最後に地割れを跳び越え、ようやく結花との再会を果たす。そのとき張り詰めていたものが一気に解け、結花は暁生にゆっくりもたれかかる。結花の呼吸はすでに小さく浅い。
迫り来る毒雲から逃れるため洞窟に身を隠す一同。そこで彼らが目にしたものは、人類が自滅の道を歩んだ過程、そしてそこから生まれたものの存在。世界の終末の謎が解き明かされもはや生き延びる希望を失った生徒達を、苦しさを押して「自分の力を信じて・・・・・・」と一生懸命に励ます結花と彼女を抱きしめるしかできない暁生。夜が明けあの毒雲はいつしか過ぎ去っていた。
目を閉じて暁生に抱かれたままの結花。生徒達はそれぞれ言葉はなく結花と過ごした思い出を胸に、最後の力を振り絞って本倉高校への“家路”を急ぐ。ようやく学校に到着した暁生たち。結花は最期に精一杯微笑んだ。そして大きな地震が再び学校を襲う。頻発する火山の噴火による地震、そのとき生徒達の目の前で奇蹟が起こる。学校の時空の壁が広がり、一瞬彼らの生きていた“過去”と接点ができたのだ。
引用:フジテレビのHPより
『漂流教室』は地割れや火山噴火による地震で天変地異が起こり学校に残る生存者たちが奮闘するストーリーですが、『ペンディングトレイン』は電車がタイムスリップした設定なので全く違います。
さらに『漂流教室』の主人公は小学生ですが、「ペンディングトレイン」は山田裕貴さん演じるのは人気スタイリストの美容師、赤楚衛二さんは消防士、上白石萌歌さんは高校の体育教師です。




確かに、「天変地異=異世界へワープ&生存者が…」というジャンル的に「SF」の観点で言えば似ていますが…
あくまで著者の考えですが、例えば同じように「異世界&生存者」の分類で言えばゾンビのドラマがありますが、「デイ・アフターZ」や「ウォーキング・デッド」等も同じ分類になりますし、背景や設定は似ていますが、これらはパクリとは言えないでしょう。
ということで、「ペンディングトレイン」は「漂流教室」と全然違うストーリーでパクリではありません。






「設定」が似てるとどうしてもパクリと言われてしまいますが、、、
予告だけでいろいろな想像したくなるほど、皆さんドラマが楽しみってことですよね!
ペンディングトレインがパクリと言われる真相は




あらすじだけを見ても『ペンディングトレイン』は『ドラゴンヘッド』と『漂流教室』をパクったドラマではないことが判明しました。
さらにキャストや脚本家や監督などスタッフも全く違う方たちです。
脚本は『電車男』や『ナースのお仕事』を手掛けた金子ありささん。
完全オリジナル作品のため誰も最終回を知りません。
「ドラゴンヘッド」や「漂流教室」の評価が高いだけに、みなさんが噂にしたくなるほど「ペンディングトレイン」の期待値も高いことが伺えます。
非常に楽しみですね!
ネット上の声
最後にSNSでの『ペンディングトレイン』が『ドラゴンヘッド』や『漂流教室』に似ていると書かれている方たちのツイートを紹介します。






ペンディングトレインはドラゴンヘッドのパクリか何か?






ペンディングトレインのあらすじ読んだけどドラゴンヘッドに似てる?






『ペンディングトレイン』の『ドラゴン・ヘッド』と『漂流教室』の合いの子感。と思って検索したら、同様の印象を受けた人が結構いた。






今TVer見てて初めてペンディングトレインのCM見たんだけど、これはつまりドラゴンヘッドてこと?(°°)






何となく「漂流教室」を連想してしまうが… どんなドラマになるか期待。






2002年ドラマのロングラブレター漂流教室を思い出してわくわくしている めちゃくちゃ楽しみだ~~~






2023になってペンディングトレインとやらがドラマでやるあたり、梅津の漂流教室の凄みがわかるよな
ネット上の声を見てみると、『ペンディングトレイン』の番組宣伝のCMが流れて『ドラゴンヘッド』や『漂流教室』を思い出してよけい楽しみになったと書かれています。
冒頭にもお伝えしましたが似ている点は「異世界へのタイムスリップ」や「限界状態の世界」だけで後は全く違うドラマでした。






私も放送が楽しみです!
話題の俳優さんもたくさん出るので絶対みます!!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!まとめです!
まとめ
・『ペンディングトレイン』は『ドラゴンヘッド』や『漂流教室』のパクリだと話題になっている
・『ドラゴンヘッド』とストーリーが全く違うのでパクリではなかった
・『漂流教室』は異次元へのタイムスリップの場所が穴という全く違った設定なのでパクリではなかった
・SNSでは『ペンディングトレイン』を楽しみに待っている方たちが多くいた
2023年4月21日スタートのドラマ「ペンディングトレイン」から目が離せません!
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