NiziUが2021年11月11日にリリースした『Chopstick(チョップスティック)』!
『Chopstick(チョップスティック)』とは日本語で「お箸」のこと。
「1」が並んだ11月11日にリリースするのもシャレが効いてて楽しいですよね。
しかしこの新曲、どこかで聞いたことがあることに気がついた方も少なくないのではないでしょうか。
もしかして、これってパクリ?
意外性すぎる楽曲に批判が殺到?
と、リリース後からネット上でざわついています。
一つずつ紐解いて見ていきましょう!
NiziUの新曲チョップスティックの原曲は?
原曲は1877年にイギリス人が書いた「Chopsticks Waltz」
原曲の「Chopsticks」(チョップスティックス)は
19世紀にイギリスで出版されたピアノ曲「The Celebrated Chop Waltz」の通称で、
作曲者はユーフェミア・アレン氏(当時16歳)とされていますが、諸説あるようです。
この曲は非常にシンプルでピアノの練習曲としてよく採用されています。
ピアノを習ったことがある方はこの曲をご存知の方も少なくないですね。
お箸のようにちょんちょんと左右の指一本ずつで演奏できることから「お箸」に見立てて鍵盤を叩き演奏できます。
NiziUの同曲「Chopstick(チョップスティック)」のMVにも模写したようなシーンを見ることができます。
こちらはMV Teaser「MAYUKA」ver。
このMV Teaserでは
「【箸】は2つで一つ = 一人よりも二人じゃなきゃだめ!」というメッセージ。
MAYUKAの切なそうな最後の表情にきゅんとしてしまいます。
NiziUがこのメッセージを歌うことによって、友達や恋人、家族などいろんな方に届きそうですよね!
NiziUの新曲チョップスティック!原曲のパクリになるの?

あれ?でもちょっとまって!
「Chopstick(チョップスティック)」という①タイトルも同じだし、②曲の一部もパクってるし、大丈夫なの?
と心配する声も少なくありません。
結論からお伝えすると
「どちらも問題ない」
んです。
①タイトルは被っても問題ない




原曲とタイトルが丸かぶりじゃん?
実際にNiziUの新曲は「Chopstick」で、原曲は「Chopsticks Waltz」。
NiziUは複数形の「s」もないですし、「Walts」もないです。
また、世の中に同様のタイトル曲ってたくさんありますよね。
例えば「ありがとう」という楽曲のタイトルは「SMAP」や「いきものがかり」が出していますし、
「さくら」という楽曲のタイトルは「ケツメイシ」や「オレンジレンジ」などもリリースされています。
実際にタイトルに著作権というのはなく、
曲や映画・本のタイトルには著作物として認められず、被ってしまっても問題ないとされています。
ただただ、完全に似せていってるだけ。
クリアですね。
– タイトルの結論 –
タイトルは被っても問題ない。
②フレーズ引用は100年以上前の曲のためクリア




では、
原曲のフレーズを使われてますが、これは一体・・・?
このピアノ曲『チョップスティックス Chopsticks waltz』は1877年出版であり、100年以上前の曲。
さらに著作者の死後70年以上経過しているため著作権侵害にはなりません。
所謂クラシックや民謡と同じ扱いですね。
「サンプリング」という手法で一部のフレーズを拝借して、
新たに曲を作り直している曲もたくさん世の中に出ています。
例えば、SWEET BOXの「G線上のアリア」をサンプリングした 「Everything’s Gonna Be Alright」
BIGMAMAの「荒狂曲”シンセカイ”」はアントニーン・ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」をアレンジした楽曲です。
SEAMOの「威風堂々」をサンプリングした「Continue」も!
などなど、昔の曲からフレーズなどを引用して、
作り直している楽曲は世の中にたくさんあるのです。
-フレーズの引用について-
NiziUの「Chopstick」の原曲は100年以上前の曲で、
さらに著作者の死後70年以上経過しているため著作権侵害にはなりません。
NiziU「チョップスティック」のリリース日・11月11日は「お箸の日」
NiziU「チョップスティック」のリリース日である、
11月11日は「お箸の日」です。
その由来は
お箸が2膳並んでいるように見えることから!
箸国際学術シンポジウムが2015年(平成27年)に制定。中日韓の専門家・学者が箸の世界遺産登録を目指して制定したのだそうです。
箸の日の11月11日に「Chopstick(チョップスティック)」という曲をリリースするのも
シャレが効いてて楽しいですよね。
さすがJYP!
NiziUの新曲チョップスティック【原曲比較】
Chopsticks Waltzを聞いてみよう
こちらが原曲の『Chopsticks Waltz(チョップスティック ワルツ)』
NiziUの『Chopstick(チョップスティック)』を聞いてみよう!
こちらがNiziUの『Chopstick(チョップスティック)』
主に引用しているのは『Chopsticks Waltz(チョップスティックワルツ)』のイントロとサビの部分ですね。
聞きなじみのある曲にラップやメロディが乗るととっても新鮮で最後まで聴きいってしまいます^^
DSのスーパーマリオブラザーズのミニゲームでボム兵を仕分けるときのBGMに似てる
Twitterでは「DSのスーパーマリオブラザーズのミニゲームでボム兵を仕分けるときのBGMに似てる」との噂があったので調べてみました。
NiziUのChopstickどこかで聞いたことあるなって思ってたらボム兵を仕分けるゲームのbgmに似てるかも pic.twitter.com/ehw2eJk8Yb
— むたひろ🍜❤️ズゴォォォ (@MUTA59900131) November 14, 2021
私は全然知らなくて、このシーンのBGMはネットにあるのかなと思ったら、
早速YouTubeにありました。(笑)
聞いてみてください!
・・・
きっとサビのあたりの駆け上がって降下していくメロディのことでしょうか。
確かにそう言われてみれば似ているかもしれません。
みなさんはどう感じますか??
NiziUの新曲チョップスティック・MV中に映画ビッグ(1988)オマージュ!




ジャイアントピアノ(足で弾くピアノ)の、MV中のAYAKAやRIMAの制服姿もとっても可愛い^^




このジャイアントピアノのMVシーンは、トム・ハンクス主演の1988年の映画「ビッグ」のオマージュですね。
ここまでChopstickを寄せ集めてくるのがJY・Parkさんの手腕なのでしょうか。
さすがとしか言いようがありません!
それにしても、トム・ハンクス(右側の緑の服)がめっちゃ若い!(笑)
NiziUの新曲チョップスティック!批判の声は?
Twitterのサジェスト機能では「Chopstick 似てる」とか「Chopstick 微妙」と出てきます。




それでは実際のネット上の声を見てみましょう!






久々の新曲披露でステージが微妙なのが残念だった。
あと衣装も思ってたのと違う感。 アーティストのレベルも上がってるから、それを取り巻く色々もアップデートが必要だなと感じた。






NiziUのchopstickなんかの曲に似てるめちゃくちゃ気になって寝れん






chopstick 原曲知らなくてピアノ調べたらホントそっくりというかあーあ似てるなと まぁサンプリングした曲だから当たり前か






Chopstick最初は微妙と感じたがだんだんハマってきた






ベストヒット歌謡祭のNiziU、微妙?と思ったらMVはめっちゃ可愛かった。歌ってる会場と衣装と曲がミスマッチやったのかなぁ






NiziUのChopstickはメロディラインがかなり高度
微妙とか言われるのも納得






Chopstick微妙だなって思ってたのに強烈に耳に残るw
なお歌詞の記憶は全く無い
ランダムで抽出しましたが、批判的な声ばかりかと思いきや、
意外とハマるとか耳に残るという良い声も多数あります。
良くも悪くも話題にあがることはNiziUがそれだけ注目されているってことですね。
まとめ




最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事のまとめです。
・原曲は1877年にイギリス人が書いた「Chopsticks Waltz」*諸説あり
・同名タイトルやフレーズ引用は著作権上問題ない
・NiziU「チョップスティック」のリリース日である11月11日は「お箸の日」
・MV中に映画ビッグ(1988)オマージュがある
・批判も少しあるが、良いコメントの方が多数
NiziUのこれからの活躍がさらに楽しみですね!
NiziUのさらなる飛躍をお祈りしています!























